代表やなばらのブログ

【ライムライトとノミのサーカス】   2014.11.21

ノミのサーカスをご存知でしょうか。

 

ノミをガラスケースに入れてぴょんぴょん飛び跳ねさせておくと、

ガラスにぶつかることで行動範囲を学習し、

ガラスケースを取った後もガラスケースがあった範囲内でしか飛び跳ねなくなるそうです。

 

ノミのサーカスはこうして調教されたノミを使って行われる曲芸だということ。

 

チャップリンの「ライムライト」という映画で、

主人公が演じていたのがノミのサーカスのパントマイムをする道化師でした。

 

で、このノミのサーカス、「押さえ付ける教育」を批判するときの例えとして使われるそうです。

「ガラスケースに閉じ込めて調教すると、ノミだって人間だって縮こまってしまう」という。

 

こういうの、少し自覚あります。
僕もやってしまっているように思います。

部下には育って欲しいが、コントロール下に置いておきたい。
僕はボスでいたいのだと思います。

 

でもいつかはガラスケースを取らなくては。

僕はノミの曲芸を見せたいわけではないのだから。

 

チャップリンがライムライトで主人公に語らせたように、

「親切にされると一層孤独を感じる」ものだと思います。

 

 

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