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【テクニックが先か、卵が先か】 2014.11.27
少しナイーブで自己陶酔的な文章をお送りします。
やなばら事務所では、僕を含めた各職員が月イチで社内プレゼンをします。
テーマは労働関係法の法改正や、労務に関するもの。
労働紛争の判例を取り上げたり、クライアントからご相談頂いたことを研究したりしています。
この目的は
・知識の共有
・プレゼン力強化
・社員教育
です。
僕は人前で喋ることにも法律を解説することにも
比較的慣れているのですが、職員は慣れていないので、
場数を踏ませる意味で考えた文化です。
まだ始めて3ヶ月ですが、徐々に習慣化されています。
ナイーブなのはここから。
先日の職員のプレゼンのフィードバックとして、
「プレゼンターの動きがないから感情が伝わらない。
もっと身振り手振りと表情を駆使したほうがいい。
例えば胸の高さよりも高く手を上げる仕草は、聴衆に印象を残しやすい。」
こう伝えました。
こういうと職員は感心したように頷くわけですが、
結局「手を胸の高さよりも高く上げる」なんてのはテクニックであって、
「一生懸命何かえを伝えようとする」動機に言及していないことに後で気づきます。
違う違う、テクニックを教えてどうする?
大事なのは聞いてくれる相手のために一生懸命伝えようとする姿勢だろうが。
覚束なくてもたどたどしくてもパワーポイントが稚拙でも、
相手への貢献を明確に決めて、
一生懸命伝えようとすれば伝わる。
テクニックやノウハウにいたずらに誘導してはいまいか、と
心配になりました。自戒しよう。
そもそも、僕は何かを一生懸命伝えたがっているのだろうか・・・?
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