美容院の「課題」は、そのサロンの立地、営業形態、シーズン、スタイリストの性格や役割等によって異なります。「ツヅケルくんforスタイリスト」では、サロン、そしてスタイリスト個人の課題を入念に聞き取り、問題解決にダイレクトに繋がるあなたのサロンだけのオリジナル日報を作ります。

例：美容室A

オープン間もない駅前の美容室Aでは、リーフレット配布による新規集客を重点課題ととらえ、手配りのリーフレット配布枚数を報告事項の一つにしました。

例：美容室B

予約の取り方に時間的ムダがあることが課題の美容室Bでは、担当者ごとの施術時間を記録することにしました。

「ツヅケルくんforスタイリスト」では、『小さな行動と振り返りをコツコツと積み上げていくことが成功への最短ルートである』というスタンスを取っています。コツコツと行動を続けることができるように、全ての日報について翌朝11時までにコメントをつけてお返しします。

さらに、1か月に1回の「月イチ会議」により、タイムリーで柔軟な課題設定をお手伝いします。必要に応じて日報もどんどんバージョンアップします。

美容院は、その営業形態のため閉鎖的になりがちです。毎日一緒に仕事をしている仲間からは見えにくい問題点や気づきを、社外「ツヅケルくんトレーナー」から客観的にフィードバックし続けます。
また、社外に報告をすることでほどよく緊張感が保たれ、行動の継続性を後押しします。

【利用者の声1】美容室ブランフィル（東京都江東区）2012年オープン

店長：依田昂之さん
店舗データ：従業員5名、スタイリスト2名、アシスタント3名

Q：日報のフォーマットを作るときに何を重視しましたか？

柳原さんから提案して頂いた「施術時間管理」「メニューごとの売上」「目標売上額に対する達成度」は美容室にとってまさに大事なことなのでそのまま取り入れました。その他、技術売上が伸び悩んでいる後輩スタイリストの時間帯別の売上も記入するようにしてもらいました。

Q：毎日どれくらいの時間をかけて日報を書いていましたか？

朝は2～3分でto doを書くくらい、営業終了後は柳原さんから「最大15分」と言われていましたが25分くらいかけていたと思います(笑)。

Q：日報記入のどこに時間がかかりますか？

売上集計などはお店のシステムで集計した数字を転記するだけなので時間はかかりません。むしろ、お客様からのお褒めの言葉やお叱りを頂いた内容を思い出す作業に時間をかけました。

Q：売上データを転記することにどんな効果がありましたか？

今までも売上データを画面上で確認をしていたのですが、それを敢えて手書きで転記することで数字とその傾向がより頭に入るようになりました。

Q：過去の日報を振り返ってみる時間をつくっていましたか？

いいえ、していませんでした。ただ柳原さんがおっしゃるように、過去の重要なデータなので時々見返してみようと思います。

Q：「ツヅケルくんトレーナー」からのフィードバックについて役に立ったことはありますか？

美容師は感覚やイメージを仕事上大切にするので、報告も曖昧に「なんとなく」してしまうクセがあるので、トレーナーから毎日具体的な根拠や行動を指摘してもらえるのはありがたいです。

Q：日報をつけるようになって変わった点はありますか？

ウチの日報の場合、伸び悩んでいる後輩スタイリストの記録もつけていることで、よりその後輩の行動に注意を向けることが出来るようになりました。また、目標への達成をするための具体的行動を考えるクセがつきました。

Q：日報を初めて業績上の成果はありましたか。

はい、去年のオープン以来ずっと超えられなかった月間目標来客数を初めて達成できました。今まではあと一息のところで超えられなかったのですが、数字意識をきちんとしたことも影響していると思います。

Q：日報を外部に提出することと、社内の上司にする場合にはどんな違いがありますか？

社内の上司に提出する場合、どうしても甘えが出てしまいがちだと思います。それよりも業界の違う人からの客観的な意見をもらえることのほうがありがたいです。

Q：1ヶ月の日報を振り返って、次の方向性・課題をみつけることができましたか？

はい、まずは集客に力を注いでいこうという方向性を決めました。そのために集客目標数とリーフレット配布目標数を決めて、日々の業務に落とし込んでいこうと思います。

Q：その他「ツヅケルくん」に対して何かありましたら教えて下さい。

このサービスは「手書き」ってのがいいですね！毎日業務が終わったあと手書きで日報を書くことで「落ち着いて考える習慣」ができました。

柳原さんは土日でも日報添削をして返してくれるので、いつ休んでいるんだろうと思いました(笑)。でも新たな視点や提案、問いかけをしてもらえるので助かります。

【利用者の声2】から揚げテイクアウト 勘十郎（東京都国立市）2012年オープン

国立店長：笹貫さん ／ 西国立店長：鈴木さん
店舗データ：従業員1名（店長のみ）

Q：日報のフォーマットを作るときに何を重視しましたか？

時間帯別の売上、メニューごとの内訳を重視しました。売れ筋の商品や売れる時間帯を把握したほうがよいと思っていたのでちょうどよかったです。（笹貫）

Q：毎日どれくらいの時間をかけて日報を書いていましたか？

朝は2～3分でto doを書くくらい（両者）、営業終了後は25～30分くらいかけてじっくり振り返りました。（鈴木）15分で記入を終えていました。（笹貫）

Q：時間帯別売上データを記入ことにどんな効果がありましたか？

何時くらいが混雑するのか感覚ではなんとなくわかっていたつもりですが、実際の時間帯で集計できたことで、仕込の時間を逆算できるようになり、バタバタすることが少なくなりました（鈴木）。

Q：過去の日報を振り返ってみる時間をつくっていましたか？

いいえ、していませんでした。今後はやってみます（両者）。

Q：「ツヅケルくんトレーナー」からのフィードバックについて役に立ったことはありますか？

毎日スタンプや赤ペンでコメントを書いてくれるから毎日続けられます。もしフィードバックがなかったらくじけて続けられないかも(笑)。（鈴木）

トレーナーさんから提案してもらった「から揚げのパーティセット販売」を早速試してみて、上々の反応があります。（鈴木）

時間帯別の来客傾向に対して客観的なコメントをくれるので、新たな商品開発に役に立つ。（笹貫）

Q：日報をつけるようになって営業面で変わった点はありますか？

1日来客数目標を決めて、毎日意識することで1日5～10人程度お客様が増えました。業績向上に近づいて行っています。（笹貫）

Q：日報を外部に提出することと、社内の上司にする場合にはどんな違いがありますか？

外部に提出するので程よい緊張感を持ちます。緊張感はありますが、優しく具体的に考えさせるようなコメントを頂けるのでありがたいです。（鈴木）

Q：1ヶ月の日報を振り返って、次の方向性・課題をみつけることができましたか？

はい、やはり客数を底上げしなければいけないと認識できました。チラシ配布の目標枚数を決めたので、1日の勤務時間の中に組み込んで日々コツコツ配布していこうと思います。（笹貫）

Q：その他「ツヅケルくん」に対して何かありましたら教えて下さい。

翌日の昼までに素早くフィードバックしてくれるので、それを楽しみにしています。
昼までに帰ってこないと不安になります(笑)。手書きでコメントもらえるのは嬉しいですね！