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【部下へのアドバイスはやめましょう】 2015.08.10
こんにちは、柳原です。 毎日暑い日が続きますね。いかがお過ごしでしょうか。 今週はお盆休みの方も多いことと思います。 さて、唐突ですが「部下へアドバイスをしてはいけない」ことをご存知でしょうか。 私は知りませんでした。 先日京都の歯科医・森昭さんの著書「上司のあなたが頑張って働いても部下はな ぜついてこないのか?を読みました。 この本では以下のように解説しています。 --------------------------------- 一番の間違いは、「部下が聞いてもいないのにアドバイスをしていること」です。 部下にとって上司のアドバイスとは、「個人的経験に基づく成功自慢」になって しまうことが多いようです。 (以上一部引用) --------------------------------- アドバイスをしているときの上司のココロの声: 「こいつを成長させたい、そのために自分が上手くいった方法をおしえてあげた い。これで部下の仕事をうまくいかせてあげることができるだろう」 アドバイスをされている部下のココロの声: 「うわぁまた自慢話が始まっちゃったよ。。。聞くのめんどくさいな。 そんな具体的アドバイスされちゃったらそれやらなきゃいけないし、それでうま くいったら上司の手柄にされちゃうな。」 つまり、部下から見たらアドバイスをする上司は 「迷っている部下に手を差し伸べている優しい人」 ではなく、 「プレッシャーをかける人」 「自慢話をする人」 「手柄を横取りする人」 なのだそうです。 うーん、自分でも自覚あります。 そうだったのか。。。 著者は、アドバイスの代わりに「個人的感想のフィードバック」をしなさいと説 いています。 部下からの相談や報告に対して自分なりの方法論をアドバイスせずに、 聞いた内容について個人的に感じたことを言うとよいそうです。 例: ○○ができないという相談 ↓ 掘り下げて「できないプロセス」「試みたこと」を聞く ↓ 試みたことに対しまずは「ねぎらう」、次に「個人的感想」を言う。 ↓ アドバイスをぐっと我慢、様子を見る という流れでしょうか。 上司は、かつて「上司にとって役に立つスーパー部下」だった経験がある人が多 いため、 同じように「部下にとって役に立つ存在になろう」と考えていますが、 そのための行動は自慢話にしか聞こえないことをよくよく意識しましょう。 上司になったら、もう役割が変わっています。 うーんそうだったのか。。。。 いつもありがとうございます。 暑さが厳しいですが、くれぐれもご自愛ください。
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