- ホーム
- 代表やなばらのブログ
- 【かばん持ちde教える】
【かばん持ちde教える】 2014.10.02
「かばん持ちのススメ」の話。
クライアントに職員を連れて行きました。用件は賃金制度作りのご提案。
事前に許可を取った上で、職員に提案内容のプレゼンをさせました。
予想通りの拙い説明を注意深く聴いて下さる優しいクライアント、時々補足説明をする私、そして自分の拙さを感じているらしきウチの職員の3人は、営業終了後の店内で各々頭をフル回転させていたように思います。
結局、ありがたいことにお仕事をお引き受けさせて頂くことになりました。
提案の後で、クライアントである社長から人材育成にかかるお悩みをご相談頂きました。
明確な解決策を提示できない不甲斐なさを感じましたが、お話し頂き少しで晴れやかな表情になって頂けたならうれしく思います。
今回の訪問は職員にとっても学ぶところがあったようで、「資料作り直すので、もう一回私にプレゼンさせて下さい」と言ってきました。仕事に食らいついてくる姿勢を初めて見せてくれて嬉しく感じました。
帰りにラーメン屋に寄ったとき、その職員がこう打ち明けてくれました。
「今まで社長というのはもっと偉そうで、自分中心に考えるもんだと思っていたけれど、実際の社長のお悩みをじかに聞いて『こんなに社員のことを考えてくれているんだ』と初めて知りました。この人の役に立ちたいと思いました。」
ふむふむ。
日ごろ「どんな仕事がしたいの?将来何を目指すの?」と僕に問いかけられても全然思い浮かぶ解答がなかったその職員ですが、「現実の社長」に頑張って提案して、お悩みに触れたことでヒントを得たようです。
経営者は目標を決めてそれに向かって頑張ることが普通だと思っているぶん、スタッフの「無目的さ、自発性のなさ」にイライラすることが多いですが、実は「現場に連れて行ってクライアントに直接会わせてないから、貢献のイメージが出来ない」ということもあるんですね。
かばん持ち、もっとさせようと思いました。
新着エントリー
- 【必死で泳ぐ、好奇心、ハイボール】
- 【部下へのアドバイスはやめましょう】
- 【笑顔は結果ではない】
- ドライとウェットの二択で迷う前に。
- 労働市場は変わっている
- 【行儀よく真面目なんてできやしなかった】
- 【ポールの気持ちがわからない】
- 【違和感に決着をつける】
- 【足を向けて寝られないんだから】
- 【自己鍛錬は人を惹きつけるらしい】
カテゴリ別エントリー
月別エントリー
- 2015年8月 ( 3 )
- 2015年5月 ( 2 )
- 2015年4月 ( 2 )
- 2015年3月 ( 1 )
- 2015年2月 ( 2 )
- 2015年1月 ( 2 )
- 2014年12月 ( 1 )
- 2014年11月 ( 4 )
- 2014年10月 ( 9 )
サービス一覧
代表やなばらのブログ
- 2015.08.16
- 【必死で泳ぐ、好奇心、ハイボール】
- 2015.08.10
- 【部下へのアドバイスはやめましょう】
- 2015.08.10
- 【笑顔は結果ではない】
- 2015.05.27
- ドライとウェットの二択で迷う前に。
- 2015.05.01
- 労働市場は変わっている
労務コラム
- 2017.12.20
- 障害者雇用率制度の概要
- 2017.12.20
- 労務関係の書類保管について
- 2017.12.20
- 社内恋愛を禁止する正当性
- 2017.12.20
- 業務外でトラブルが発生した社員の対応
- 2017.12.20
- アルバイトも有休を取れるのか
SRP認証事務所です
当事務所はSRP認証事務所です。個人情報保護の基準を満たしていることを全国社会保険労務士会連合会より認証されています。(認証番号:131535)