労務コラム

そのウェブサイトは本当に役に立ってますか?   2011.06.01

こんにちは。カウンター&パートナーの柳原です。

今日から6月になるというのにこの寒さ。昨晩は暖房を使いました。

季節の変わり目ですが、体調に気を付けましょう。

 

最近の美容室では、自店のホームページを持つことが珍しくなくなりました。

メニューやサロン内観、スタッフブログなどを盛り込んでいます。

いくつかを観てみるとその類似性が気になります。

たいていが①トップ画像はキレイな内観の写真もしくはフラッシュ②地図、サロン案内③メニュー④スタッフ紹介⑤ブログ、キャンペーン情報などのコンテンツ、というふうに決まっています。

どれも似通っているので、その分サロン独自の魅力は見つけにくい。特に業界知識のない人間が消費者として見た時に、そのウェブサイトは集客能力があるのか、疑ってしまいます。

 

一方で着実に業績を伸ばしている、あるいは高水準で推移している美容室のサイトは、僕が見る限り次の点で共通しています。

①イチバン目立つのはスタッフであること。

②サロンテーマが素人にもはっきりとわかること。

③スタッフの表情がなんだか楽しそうなこと。

 

①について、よいサロンは必ずスタッフ紹介のページに力を注いでします。写真だけでなくその人の得意な技術や仕事に対する思い、人となりを深く掘り下げているため、視聴者がイメージしやすいです。

②について、特に難しいテーマではないのですが、シンプルなテーマがあり、全員がそのテーマを共有していることがわかる場合、そのサロンは業績を上げています。高尚な美に対する思いにすがっているようなテーマだと視聴者に届いていないと思います。

③は「感じ」なのですが、見たらすぐにわかります。逆に「あんまスタッフ仲良くなさそうだな~」ってのもすぐわかります。なぜでしょうか。おそらく表情が曇っているからだと思います。

以上を踏まえた私の主張として、美容サロンのホームページ、まずはスタッフページを充実させてほしいと思います。

スタッフページの充実のためには、スタッフ個々人の強みを徹底的に掘り下げる必要があります。

本当にそのスタッフが思っていることを、ぜひ見つけてあげてください。

さっきコンビニに行ったら「東方神起」のグッズが売られていました。僕は残念ながらその魅力に気づくことができていませんが、おそらくファンの方は買ってしまうのでしょう。

東方神起と同じように、人は人の顔が好きなんです。ウェブサイト上で独自性を出せるのは、人だと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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